個人的・野猿な漫画。

「野猿な漫画」、というとほとんどのファンの皆さんは
峰倉かずや先生の作品を思い浮かべると思います。
私も実は最遊記のみですが好きだった時期があります。
他の作品を見るとちらほらと野猿をモデルとしたキャラが出てますね。
ファンにはたまらん漫画家です。
ですが、他にも野猿な漫画を見つけたのですよっ。


野猿ファンの皆さん、「愛のさざなみ」を覚えてますでしょうか?
某ドラマの劇中で放送されていたドラマ「愛のさざなみ」。厳しい(?)オーディションの末、
野猿の平山・CA・タカクが特別出演し、演じたベタベタな不倫ドラマです。
「来ちゃダメ!…ここから先は地獄よ!」(うろ覚え)というセリフに大笑いしたファンは多いはず。


そんな「愛のさざなみ」の延長線というか、キャストそのまんまでもっと泥沼化してみました!
というのが、「女医レイカ」14巻に掲載されているカルテ7「心の色」、カルテ8「忘却の彼方」

もう読んだ瞬間吹いた。
何せ、平山さんクリソツなキャラが出てくるのですから!!!!

この顔の形!広い肩幅!!だめだ、平山さん以外に考えられん。
何か「ガラス工芸デザイナー」っていう美術職人な所まで似てるんですが…!?
それ以外のキャラも、さざなみキャストでしか見れなくなってしまいました。
※画像参考。

10年以上前の漫画なんですが、この3人がオーディションに選ばれることを予測していたの?
と思ってしまう程です(笑)




画像は漫画の一部。
もう上の半分さざなみ。どう見てもこのやり取りは、さざなみ。

どんな話かと言いますと。
一人の主婦(CA)が5年前の交通事故で失くした記憶を取り戻すために、精神科に通う所から始まります。
しかし、記憶を取り戻す事を拒んでいる旦那(タカク)。
実はこの女性、一緒に海外に行こうぜと言われた男(平山)がいたのです。
海外に飛び立つ5年前のある日、女性が男との待合わせ場所に行く途中で事故に遭うのですが、それを助けたのが現在の旦那。
旦那は2人の友人で、女性の事が好きでした。(何とベタな)

男には連絡が繋がらない、女性は記憶喪失になっていたのが発覚。
これをイイことに、旦那は女性と結婚してしまうのです。(こら!タカク!!!←落ち着け!)
年月がたった今、女性は記憶を取り戻そうとし、ナイスタイミングで海外から男が帰国!
さぁ、旦那どうする?


…という、泥沼ストーリー。個人的には同人誌みたいで楽しめました(笑)



注意点として。

「女医レイカ」はシリアスストーリーです。
暴力・性表現がすごく、R指定並みです。
主人公のレイカ先生もすごく鬱です。深読みすると、一緒に鬱になりかねません。
この「さざなみ」の中に関しては、そんなの全くありませんけど一応。

「女医レイカ」自体、マイナーで古い漫画ですので(過激な内容というのもあり)、
古本屋でさえ見つけるのはちょっと難しいかもしれません。
一応、ヤフーのWEBコミックで購入可能です。
私のこの文章で、お金を出してまで読みたいと思うかは謎ですが…。

読んでほしいけど、漫画の内容上、あんまり強くおススメできないのが歯がゆい。
内容OKで興味がある方はどうぞ。共感した方は是非教えて下さい(笑)